2010年11月30日

NO.356「桃子の部屋」

今期生は、声楽に熱を持ちレッスンをしています。



確かに声もでて音程も良く嬉しいです。

でも、何かが違うんですね。



私が感じるのは、何かと言うと・・・



声があるからなのか歌詞が薄っぺらいのです。



そもそも歌とは、歌詞があってメロディーがつきます。



歌詞の意味を理解せずに歌うなんて、心のない人形です。

ありえません。



歌詞の言葉が伝えようとしている事を、ドラマの解釈を飛ばしています。

だから、メロディーに押されてアンバランスに感じます。



まだ、15歳〜17歳に何が解るか・・・

それは、今のあなたでシチュエーションを作れるはず!!!





宝塚受験での課題曲は大切ですよ・・・

歌い込むのはもう少し先ですから、選曲をしたらあせらずに、

時間の無駄と思わず曲の解釈をして下さいね。







幼い頃より童謡を歌ってきた私・・・

声変わり(女子にもあるんですよ)の頃、

自分の声とは違う声を感じたときに悩みました。

それは、小学校5年生後半でした。



地声でどこまでも出ていたのがコロリと変わり、

息のような裏声になった時期でした。



悲しくって、童謡講師の山本あつ子先生に訴えました。

「声がでない〜〜〜歌えない〜〜〜」

先生は「お稽古はやめなさい。歌が嫌いになったのね」と・・・

私は母に「お歌をやめる」と言いました。

母は、「そう。いいわよ」と・・・。



中学受験も歌のコンクールで定評高い学校を決めていました。



こんな私は世界で1番不幸・・・1人ぼっち・・・

思い込みの強い私は、お歌の稽古はやめました。



そんな時、母に宝塚歌劇の「華麗なる千拍子」へ連れって行ってもらいました。



又、宝塚歌劇にはまった私・・・



5歳の時に「虞美人」を見てここに入ると決めていたのに〜〜〜〜

少し忘れていた。。。





声楽のお稽古しないと宝塚に入れない〜〜〜



今度は父に、童謡でなく声楽を勉強したいと話しました。



音楽家の父は、「宝塚音楽学校で声楽の先生をしている知り合いはどう?」

神様が天から降りてきたヽ(^−^)ノ

「十時 一夫先生だよ」

知らないけれど、お稽古に行くと決めたのです。



往復4時間。レッスンが45分。



毎週、母に付き添ってもらい通いました。





その時、十時先生は歌劇団で作曲もお稽古もされていました。

「桃子ちゃん、そんなに声はりあげて上手でしょ! みたいに歌うと、

かえって下手くそに感じるな〜〜」



私は、この「下手」の言葉にガ〜〜〜ン。



十時先生は、

「歌は声だけで歌わないんだよ。桃子ちゃんは宝塚の誰のファン?」

小6の私は大きな声で「寿実 花代様!!!」

先生は「そう、素敵だものね。」

私は、「大好きです。」と、答えました。





高校1年のある日、

父は「友人の月村 光江先生に声楽のレッスンを行きなさい。」

と、命令の様に私に言いました。



父は、私をオペラの方にいかせようとしていました。



「え〜〜〜、先生を変わるの・・・」





初めて、月村先生のレッスンを受けた時・・・

「何か歌ってごらん。」

私は、日本歌曲の「白月」を歌いました。

「まあまあね。ビーちゃん(父のニックネーム)、

歌詞がなってないのと、鼻持ちならん歌い方が駄目ね」



勝ち気な私だけれど、その場で泣きました。



「声ばかりで歌うのは仕上げの時。

意味も理解しないで歌うのは、勉強してない素人だからね」

泣いてる私を無視しての月村先生の言葉・・・





帰り道、父は一言の慰めもなく会話もなく・・・



家に着いて心配していた母の前で父は、

「桃子、歌は心を伝えるのだから1から勉強しなさい。月村先生は、宝塚歌劇団の生徒や、音楽学校で教えてられるから信頼して頑張るんだよ。」と、



ガ〜〜〜〜ン!!!!!!



この、宝塚歌劇団とか音楽学校と言う言葉に弱い私は、

レッスンの方法を変え、心を歌うを勉強したのです。





受験生に偉そうに言っていますが、

実は私も、コテンパンに駄目を経験したのです。



経験して実になった大切な事は、皆に伝えたいと思います。






















posted by MOMOKO at 00:00| 日記